創業からの歩み

がむしゃらに、そして誠実に…。沖縄の未来を拓いて40年。

昔の事務所1967年(昭和42年)那覇市東町、港にほど近い一角に建つ小さな二階建てで私たち(株)琉球伊奈(琉球伊奈製品販売株式会社=当時)は誕生の産声を上げました。(株)INAX(伊奈製陶株式会社=当時)が手がけるトイレやキッチン、ユニットバスなどの住宅設備機器、タイルや石材といった建材商品を沖縄県内に広め、販売していく総代理店として設立された会社です。

当時は祖国復帰前、沖縄は未だ米軍統治下にあり、当然ながら私たちが扱う商品も厳重に木枠で梱包された本土からの”輸入品”。県民の生活水準もまだまだ今日のレベルには程遠く、多くの人々が時代の変革という大きな荒波に揉まれ、日々もがき続けていた時代です。荒れ狂う高波に、スタートラインに立ったばかりの私たちのごく小さな会社も翻弄され続けました。

当時の店内、昔のスタッフ念願の日本復帰を経て、1975年の沖縄国際海洋博覧会開催を控え県内に空前のホテル建築ラッシュが訪れます。琉球伊奈が最初のステップアップを迎えたのはこの時代。多くの職員採用が行われ、新たに加わった若い力を中心に、日々精力的な営業活動を展開、少しずつ会社としての形が整えられていきました。

慌しい業務の中、一服の清涼剤となったのが社外活動。中でも野球チームは県内業界団体が競う大会で常に上位入賞を果たす活躍を見せ、試合会場には同僚を始め多くの家族達が応援に詰め掛けました。こうして育まれた連帯感は社員としての意識を高め、いつしか私たち琉球伊奈に終わることのない歩みをもたらす大きな原動力となっていったのです。

80年代後半から90年代初頭、私たちは2つの大きな建築工事を手がける機会を得たことで、新たな一歩を踏み出しました。一つは県内資本のリゾートホテル新築に際し、オーナー様から直接、浴室・洗面所・外壁タイルなど、部材の納品から施工までその一切を任されたこと。そしてもう一つが、那覇市街地の再開発による大型百貨店の新築工事です。

当時の写真当時の私たちにとって、2つの工事はそれまでに手掛けた数々の作業の総決算とでも言うべき、規模の大きなもの。役職や部署という垣根を越え、全社員が不眠不休ともいえる頑張りで作業に当たった結果、大変タイトなスケジュールにも関わらず期限内に完成させることができたのです。竣工の日、社員総出で建物中のタイルをピカピカに磨き上げたあの日のことを、私達は決して忘れません。そしてその事実は今、私たち琉球伊奈の社員一人ひとりにとって誇りであると同時に、どんな仕事でもやり遂げられるという大きな自信となっています。

皆様の住空間創りから大型施設の施工まで、(株)琉球伊奈はこれからもたくさんの快適空間を沖縄中に築いていくことでしょう。